ニュースリリース

2009年2月12日
キヤノン株式会社

キヤノンが世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」*1  に昨年に引き続き参加
デジタルイメージング技術を生かしたインタラクティブなデザイン展を開催

テーマは『NEOREAL(ネオリアル)-キヤノンが創造する新たな映像表現の世界-』

  • *1「ミラノサローネ」とは、今年で48回目を迎える世界最大規模のデザインの祭典です。1961年より毎年4月にミラノ見本市本会場「フィエラ」にて開催されている家具・インテリアの見本市がその始まりです。近年では、デザイナーなどがミラノ市街各地で独自のデザイン性を競う約1,000のイベント「フゥオリ・サローネ」が期間中に同時に行われており、これらすべてを総称して「ミラノサローネ」と呼びます。

キヤノンは、4月22日から27日まで、イタリア・ミラノで開催される世界最大規模のデザインの祭典「ミラノサローネ」に、昨年に引き続き参加します。新しい感性の世界を意味する『NEOREAL(ネオリアル)』をテーマに、日本人クリエイターの創造性と、デザイナーを始めとするプロフェッショナルの厳しいニーズに応えるキヤノンの技術を生かしたデザイン展を開催します。

「ミラノサローネ」は、先進的なデザイナーや企業が、世界中から集まるクリエイター、メディアなどに向けて、最新のブランド力、デザイン力をアピールする場として1961年から毎年開催されており、昨年は34万8千人(前年比29%アップ)の来場者とイタリア国内外から2,000を超える企業および団体の出展がありました。今年もさらに多くの来場者と出展が見込まれています。

キヤノンはこのデザイン展において、2名の先鋭日本人クリエイターにより創りあげられた3次元映像空間に、映像再現力を生かした、色彩美あふれる新たな映像の世界「NEOREAL」を表現します。この創造空間を体感してもらうことで、入力から出力に至るキヤノンの映像機器の総合力、高度な表現力を広く認知してもらい、映像文化の創造に貢献することを目的としています。

会場では、「響(ひびく)」「躍(おどる)」の2部構成による体感型展示を試みます。「響」の部では、約200㎡におよぶ壮大な3次元曲線の映像空間を創出します。建築家の平田晃久(ひらたあきひさ)氏によるシンプルな幾何学から生成される有機的な空間に、インタラクティブアーティストの松尾高弘(まつおたかひろ)氏による幻想的な映像作品を投写します。使用するプロジェクターは、キヤノンが自社で開発した、フルハイビジョンを超える解像度を持つ反射型液晶パネルを搭載しており、その格子感のない滑らかな映像により、空間と映像の融合が創り出す感動的な世界が体感できます。「躍」の部では、キヤノンに所属するデザイナーによる、映像体験作品を展示し、動画撮影から投写に至る映像機器の新しい活用方法の提案を含む次世代デザイン研究の一端をご紹介します。

【 キヤノン デザイン展詳細 】 (敬称略)

テーマ 『NEOREAL-キヤノンが創造する新たな映像表現の世界-』
開催期間 2009年4月22日(水)~27日(月)10:30~22:30
〈プレスレビュー〉                       4月21日(火)15:00~17:00(予定)
〈オープニングレセプション〉    4月22日(水)19:00~22:30
会 場 ミラノトリエンナーレ美術館 2階展示場 SALONE  D'ONORE
La Triennale di Milano
住所:Viale Alemagna 6, Milano
展示スペース 360㎡
参加クリエイター 平田晃久(建築家)、松尾高弘(インタラクティブアーティスト)
会場設計 平田晃久(建築家)
展示内容 1.「響」の部・・・・・・・・平田晃久、松尾高弘による作品展示
2.「躍」の部・・・・・・・・キヤノンに所属するデザイナーによる作品展示
(ご参考 ミラノサローネ概要)
開催地 ミラノ見本市会場ならびに、市内各地
出展社数 イタリア国内 1,068社 イタリア国外 230社(2008年実績)
公式ホームページ 日本語 http://www.milanosalone.jp/
英語/伊語 http://www.cosmit.it/tool/home.php