ニュースリリース

2009年3月26日
キヤノン株式会社

キヤノンが「写真新世紀」2009年度(第32回公募)の応募申し込み受付を開始

キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」*1の2009年度(第32回公募)応募申し込みの受付を開始します。受付期間は、4月14日(火)から6月11日(木)までです。

  • *1「写真新世紀」は、銀塩・デジタル写真を問わず、自由で独創的な写真表現を応援しています。蜷川実花氏をはじめ、オノデラユキ氏、佐内正史氏、澤田知子氏ら、国内外で広く活躍する優秀な写真家を多数輩出し、新人写真家の登竜門として認知されています。昨年度までの応募者総数は、約15,500人となりました。

今回は、レギュラー審査員である荒木経惟氏(写真家)、飯沢耕太郎氏(写真評論家)、南條史生氏(森美術館館長)に加え、ゲスト審査員に榎本了壱氏(アートディレクター)、蜷川実花氏(フォトグラファー)を迎え審査を行います。
ゲスト審査員の蜷川実花氏は、1996年度(第13回公募)の「写真新世紀」において優秀賞を受賞した後、プロの写真家として第一線で活躍する傍ら、ファッション、音楽、広告、映画などさまざまな分野へも活動の場を広げています。

審査は、「優秀賞選出審査会」と「グランプリ選出公開審査会」を行います。7月に開催予定の「優秀賞選出審査会」では、優秀賞5名(組)と佳作20名(組)を選出します。その後、11月に開催予定の受賞作品展の期間中に行われる「グランプリ選出公開審査会」において、優秀賞を受賞した5名(組)の中から本年度のグランプリ1名(組)を決定します。グランプリ受賞者には、奨励金100万円のほか、特典として次年度受賞作品展における個展開催の権利などが授与されます。

昨年度の優秀賞選出審査会における審査員の方々

昨年度の優秀賞選出審査会における審査員の方々

【 2008年度(第31回公募)グランプリ受賞作品 】

秦雅則<br />『遊び言葉』<br />(野口里佳選)

秦雅則
『遊び言葉』
(野口里佳選)

「写真新世紀」2009年度(第32回公募)応募要項

●目的

写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘、育成、支援を目的としています。自由で独創的な写真作品を取り上げ、写真の持っている可能性を引き出すような新しい創作活動を奨励します。

●応募資格

  • 個人またはグループでの応募が可能です。ただし、グループの場合は今後もグループでの活動を継続していくことが前提です。
  • 応募者の国籍、年齢、経験(プロ・アマチュア)は問いません。
  • 応募時から少なくとも2年間、日本国内に在住予定の方に限ります。

●応募条件

  • 過去にコンテストなどで入賞または入選したことのない、オリジナル作品に限ります。また、現在ほかのコンテスト等に応募し、まだ結果が判明していない作品は応募できません。
  • 応募者は応募作品の著作権を完全に保有していることが必要です。
  • 応募者1名(組)につき1作品までの応募とします。作品形態、点数などの制限はありません。
  • デジタルデータでの作品応募は受け付けていません。

●応募費用

参加費用は無料です。ただし、応募作品の送付および審査終了後の応募作品の返却にかかる費用は、応募者の負担となります。

●応募申し込み受付期間

作品を提出する前に、写真新世紀ホームページから申し込みをする必要があります。
受付期間 : 2009年4月14日(火)~6月11日(木)

●作品受付期間/送付先

受付期間 : 2009年4月14日(火)~6月18日(木)消印/宅配受付有効
送付先 : 写真新世紀 作品受付センター
            〒143-0006 東京都大田区平和島2-1-1 日通平和島13号棟  TEL 03-3765-0192

●賞

グランプリ 1名
(組)
  • 奨励金 100万円(優秀賞奨励金20万円を含む)
  • 副賞 キヤノン製デジタル一眼レフカメラ
  • 次年度受賞作品展(巡回展含む)における個展開催の権利
  • 優秀賞の全特典
          * 優秀賞5名(組)の中からグランプリ1名(組)が選ばれます。
優秀賞 5名
(組)
  • 奨励金 各20万円
  • 今年度受賞作品展(巡回展を含む)への出展
  • グランプリ選出公開審査会への参加
  • 写真新世紀誌次号での紹介
  • 写真新世紀ホームページでの紹介
佳作 20名
(組)
  • 奨励金 各3万円
  • 今年度受賞作品展(東京展)への出展
  • 写真新世紀誌次号での紹介
          * 5名の審査員がそれぞれ4名(組)まで選出するため、重複受賞で人数が減る場合があります。

●審査員(敬称略)

レギュラー審査員:荒木経惟(写真家)、飯沢耕太郎(写真評論家)、南條史生(森美術館館長)
ゲスト審査員:榎本了壱(アートディレクター)、蜷川実花(フォトグラファー)

●審査方法

7月に開催予定の「優秀賞選出審査会」において、各審査員が優秀賞を1名(組)ずつ、佳作を4名(組)ずつ選出します。グランプリは、11月に開催予定の「受賞作品展」期間中に行われる「グランプリ選出公開審査会」において、審査員の合議により決定します。

●発表

優秀賞、佳作受賞者には8月7日(金)までに事務局より直接連絡します。また、写真新世紀ホームページ上でも発表します。(審査結果に関するお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。)