ニュースリリース

2009年9月14日
キヤノン株式会社
ヒューレット・パッカード社

キヤノンとHPが新世代のオフィス・ワークフロー・ソリューションの分野で提携

キヤノン株式会社(本社:東京都大田区、以下キヤノン)とヒューレット・パッカード社(本社:米国カリフォルニア州パロアルト市、以下HP)は、新世代のオフィスシステムを共同で提供、販売していくことで合意しました。キヤノンは最新鋭の複合機「imageRUNNER ADVANCE」シリーズを、HPは今まで培ってきたプリンティングに関するソリューションやソフトウエアなどの資産をお互いに提供し、それぞれが顧客のニーズに応じて最適なシステムを販売していきます。

キヤノンの持つ先進の入出力システムと、HPの持つ卓越したネットワーク機器管理やシステム・インテグレーション、オフィス・ワークフローの構築能力とを組み合わせて、新しいインターネットベースのソリューションを提供します。また、HPのマネージド・プリント・サービス(MPS)や、Electronic Data Systems(本社:テキサス州プレーノ市、HP傘下のITサービス会社、略称EDS)が提供するソフトウエアやサービス、そしてキヤノンによるグローバルでのサービスおよびサポートにより、顧客企業の生産性向上とコスト削減に貢献します。これにより、キヤノンは大手顧客に対する複合機の拡販を、HPはプロダクトポートフォリオの補強による大手顧客との有利な商談を期待できます。

両社は今後、オフィスのプリンティング環境を構成する入出力機器に相互に互換性を持たせるほか、キヤノンとHPそれぞれのネットワーク機器管理ツール(「Canon imageWARE Enterprise Management Console」、「HP Web Jetadmin」)やアプリケーション開発支援プラットフォーム(「Canon MEAP」、「HP Open Extensibility Platform」)を含め、両社や外部企業が開発する管理ツールやソフトウエアについても連携していきます。

この提携にともなう製品やサービスは、北米、欧州、またそれらの国や地域に本社を持つグローバル企業に提供していく予定です。

今後もキヤノンとHPは、さらなる市場拡大が予想されるオフィス・ワークフロー・ソリューションの分野において、製品群やサービス体制での連携をより密にすることで、顧客のニーズに応じた最適なオフィス環境を提供していきます。