ニュースリリース

キヤノンが「写真新世紀 東京展 2009」を開催
期間中にグランプリ選出公開審査会を実施

キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」^*の2009年度（第32回公募）優秀賞受賞者5名および、佳作受賞者18名の受賞作品を展示する「写真新世紀 東京展 2009」を開催します。期間中には、優秀賞受賞者の中からグランプリ1名を選出するグランプリ選出公開審査会を実施します。グランプリ選出公開審査会では、優秀賞受賞者による作品紹介をはじめ、審査員による作品の講評を実際に聞くことができます。
また、2008年度グランプリを受賞した秦雅則氏による新作個展を同時開催するほか、関連イベントとして出展者によるトークショーを実施します。
なお、今年度の公募は4月から6月にかけて実施し、1,340名からの応募がありました。

• ※「写真新世紀」は、銀塩・デジタル写真を問わず、自由で独創的な写真表現を応援しています。今回の審査員である蜷川実花氏のほか、オノデラユキ氏、佐内正史氏、澤田知子氏ら、国内外で広く活躍する優秀な写真家を多数輩出し、新人写真家の登竜門として認知されています。なお、1991年の開始以来、現在までの応募者総数は約17,000名となりました。

1.「写真新世紀 東京展 2009」実施概要（敬称略）

2. グランプリ選出公開審査会　実施概要（敬称略）

【関連イベント】

1.出展者トークショー （敬称略）

• ＊当日の混雑状況により、入場をお断りする場合があります。

○ 2009年度（第32回公募）「写真新世紀」 概要 （敬称略）

キヤノンは、写真表現の新たな可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的として、1991年に「写真新世紀」をスタートしました。
2009年度は、応募作品の中から、レギュラー審査員3名（荒木経惟〔写真家〕、飯沢耕太郎〔写真評論家〕、南條史生〔森美術館館長〕）とゲスト審査員2名（榎本了壱〔アートディレクター〕、蜷川実花〔フォトグラファー〕）がそれぞれ優秀賞1名と、佳作4名を選出しました。グランプリ選出公開審査会では、全審査員の合議により、優秀賞受賞者の中からグランプリ1名が選出されます。グランプリ受賞者には、奨励金として100万円ならびに副賞としてキヤノン製デジタル一眼レフカメラを、優秀賞受賞者には20万円、佳作受賞者には3万円が贈呈されます。またグランプリ受賞者は、翌年の受賞作品展で新作個展を開催することができます。
受賞作品は、東京や大阪などでの受賞作品展にて公開されるほか、キヤノンが発行する「写真新世紀」誌で紹介されます。

【 参考資料 】 （敬称略）

○ 2009年度（第32回公募）優秀賞受賞作品（五十音順）

○ 秦雅則　新作個展（2008年度〔第31回公募〕グランプリ受賞者）

○ 2009年度（第32回公募）優秀賞／佳作受賞者一覧（選出審査員順）

佳作受賞者　18名

• ＊１優秀賞と佳作をダブル受賞。
• ＊２佳作をダブル受賞。
• ＊３蜷川実花氏選出の佳作受賞者は1名受賞辞退があったため3名となりました。