キヤノン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役会長 CEO:御手洗冨士夫、以下「キヤノン」)は、東芝医用ファイナンス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:関尚平、以下「東芝医用ファイナンス」)の株式を株式会社 東芝(本社:東京都港区、代表執行役社長:綱川智、以下「東芝」)から取得し東芝医用ファイナンスを子会社化することを決定し、本日、株式譲渡契約を締結しました。
キヤノンは、2016年より推進する新5カ年計画「グローバル優良企業グループ構想」フェーズVにおいて、「戦略的大転換を果たし、新たなる成長に挑戦する」ことを基本方針としています。特に重要な戦略と定めている「新規事業の強化拡大と将来事業の創出」において、「安心・安全」領域におけるヘルスケア事業を次世代の柱の一つとして成長させたいと考えています。
その一環として、キヤノンは、2016年12月19日に東芝メディカルシステムズ株式会社(以下「東芝メディカルシステムズ」)の株式を取得し子会社化しました。東芝医用ファイナンスは東芝メディカルシステムズが35%の株式を保有する医療機器等のリースを行う会社であり、キヤノンが残りの65%を取得して子会社化することによって東芝メディカルシステムズと東芝医用ファイナンスの営業面での連携体制が構築され、医療機器事業の成長を加速できると考えています。
なお、本件子会社化によるキヤノンの業績に与える影響については、今後、業績予想の修正の必要性および公表すべき事項が生じた場合には速やかに開示します。