ニュースリリース

2020年8月7日
キヤノン株式会社

「image.canon」の画像データ一部消失について

このたび、キヤノンが運営するクラウドプラットフォーム「image.canon」をご利用いただいているお客さまには、大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。これまでの調査結果を改めてお知らせいたします。

キヤノンは、「image.canon」上で、全世界のお客さまに向けて「お客さまが画像をアップロードし、最大30日間保存する短期保存ストレージ」と、「特定の期限なしにお客さま1人あたり最大10GBの画像を保存する長期保存ストレージ」の、2つのサービスを提供しています。

7月30日、キヤノンが、これらのサービスをコントロールする新バージョンのソフトウエアに切り替えた際、短期保存ストレージをコントロールするプログラムコードが、短期保存ストレージ機能と長期保存ストレージ機能の両方で作動しました。その結果、30日以上保存された画像に一部消失が生じました。

キヤノンでは、8月4日までに原因となったプログラムコードを特定し、修正しました。なお、「image.canon」への不正アクセスは発見されず、また、画像の流出もありませんでした。

今回失われた画像のうち、動画については回復する技術的手段はございません。一方、静止画については、ダウンロード可能な状態に回復させることができますが、元の解像度には復元できません。いずれもお客さまに多大なるご迷惑をお掛けすることになり、誠に申し訳ございません。

キヤノンではこのような事態を招いたことを厳粛に受け止め、管理体制を強化し、信頼回復を目指して再発防止の徹底に努めてまいります。