ニュースリリース
初開催の「リサイクルテック ジャパン」に出展
リサイクル現場の生産性向上に寄与する製品や資源循環の取り組みを紹介
キヤノンは、2025年11月12日(水)から14日(金)まで、幕張メッセで開催される「リサイクルテック ジャパン」に出展します。
キヤノンブースでは、リサイクル現場の生産性向上に寄与する、プラスチックの分析および選別装置やキヤノンの資源循環の取り組みを紹介します。種類判別が難しい黒色を含めた複数の異なるプラスチック片の材質を一括で簡易かつ高精度に判別できる卓上型プラスチック分析装置「TR-A100」(2025年6月受注開始)の実機を展示会に初出展するほか、同様の技術を用いたプラスチック選別装置「TR-S1510」(2024年6月受注開始)の小型デモ機の展示も行います。また、最新鋭のリユース・リサイクル工場とキヤノンの環境への取り組みを紹介するショールームを兼ね備えた「キヤノンエコテクノパーク」をはじめ、サーキュラーエコノミー構築に向けた自社製品の資源循環の取り組みなどをパネル展示します。
卓上型プラスチック分析装置をはじめとするマテリアルリサイクルの推進に貢献する製品を展示
卓上型プラスチック分析装置「TR-A100」の実機によるデモを行います。再生プラスチックの品質確保には、原料の純度の高さが求められるため、リサイクラーや再生樹脂メーカーは、回収したプラスチックの材質を確認するために一部を抜き取り、手作業で検査する必要があります。「TR-A100」は、ラマン分光法による独自のレーザースキャン方式で、複数のプラスチック片の材質を簡易かつ高精度に一括判別でき、検査作業の効率化に貢献します。加えて、プラスチック選別装置「TR-S1510」の小型デモ機による実演も行います。トラッキング型ラマン分光技術により、高速に搬送される回収プラスチック片に計測光を追従させて、材質ごとに選別する様子を見ることができます。
「キヤノンエコテクノパーク」をはじめとする資源循環の取り組みを紹介
キヤノン全体における自社製品の資源循環の取り組みについて、パネルで紹介します。キヤノンの環境活動の発信拠点である「キヤノンエコテクノパーク」は、オフィス向け複合機やカートリッジなど使用済み製品を回収し、リユースやリサイクルを行う最新鋭の工場と一般の方も見学可能なショールームを備えています。小学生向けの環境授業なども実施しているほか、ショールームは2024年から段階的なリニューアルを実施しており、展示内容を拡充しています。
リサイクルテック ジャパン 開催概要
| 会期 | 2025年11月12日(水)~10月14日(金) 10:00~18:00 *最終日は10:00~17:00 |
|---|---|
| 会場 | 幕張メッセ |
| 主催 | RX Japan株式会社 |
| 入場料 | 無料(要事前登録) |
| ホームページ | https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/visit/rtj.html |
製品情報
テクノロジーサイト「黒色のプラスチック選別技術」
ラマン分光技術の仕組みや詳細について分かりやすく解説しています。
https://global.canon/ja/technology/raman-spectroscopy.html
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「TR-A100」
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