化学物質・汚染防止
方針/基本的な考え方/目標と実績

製品や生産工程で使用する化学物質の徹底管理を行っています

キヤノンでは、「製品含有化学物質」「生産工程で使用する化学物質」の管理を徹底しています。管理においては、製品に基準値を超えた化学物質を含有させない、事業拠点から基準値を超えた化学物質を排出させないための「予防」と、基準を遵守していることの「確認」を基本的な考え方としています。

リスクと機会の管理

規制強化による化学物質管理コスト増や、サプライヤーの操業停止、部品調達の寸断が発生するなどのリスクはグローバルに事業を展開するキヤノンにとって無視できません。この観点のもと、サプライチェーン全体の管理効率化や国際標準化への貢献を通じて、管理の高度化により安心・安全な製品を提供し、競争力を維持することを心がけています。

  2024年目標※1 2024年実績※2
拠点目標 原単位当たりの管理化学物質排出量:1%改善 0.9%悪化
リスク 機会
  • 規制の強化・拡大にともなう化学物質管理コストの増大
  • サプライヤーでの不祥事にともなう操業停止と部品調達の寸断
  • 規制への対応漏れによる企業イメージの低下
  • 管理の高度化による安心・安全な製品の提供と競争力維持
  • サプライチェーンを含めた管理の効率化によるコスト削減
  • 国際標準化への貢献を通じた企業イメージの向上
  • ※1 直近3年平均改善率。原単位分母は各拠点の特性に応じて決定(生産台数、有効床面積、人員など)
  • ※2 データ集計の対象

環境パフォーマンスデータ