綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆

Vol.02

綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆

  • 綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
  • 綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆

東北の子供たちへ、時を越えて届いたもの。

近年、伊藤若冲らとともに「奇想の画家」として人気を博す、長沢芦雪。師匠・円山応挙に三度破門されたと言われ、性格も作風と似た自由奔放な人物であったらしい。そんな芦雪の傑作が、「白象黒牛図屏風」。六曲一双の画面に大きく描かれた白象と黒牛は、その巨大さを黒い烏と白い仔犬をそれぞれに配置して、さらに強調。大胆な構図と大小・白黒の対比の妙に、芦雪の豊かな感性が表れています。
2013年に開催された「若冲が来てくれました∼プライスコレクション」展に合わせて、高精細複製品が制作されました。東日本大震災を経験した子供たちの心を絵で癒したいという、原本所蔵元のプライス夫妻の願いが込められ、東北の子供たちのために、展示やワークショップで活用されています。「白象黒牛図屏風」は、時代を越えて届けられた、被災地への贈り物。そして、私たちが一生忘れることのない思いが、綴られています。

寄贈先:仙台市博物館 原本所蔵:エツコ&ジョー・プライスコレクション

作品の特徴

綴プロジェクト作品「白象黒牛図屏風」(高精細複製品)で見ることのできる絵の特徴をご覧ください。

綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆
綴プロジェクト作品(高精細複製品)「白象黒牛図屏風」 長澤芦雪 筆

作品の情報

仙台市博物館

綴プロジェクト作品寄贈先情報 仙台市博物館

昭和26年に仙台伊達家から寄贈された資料群の保管・展示・研究するために、昭和36年、仙台城三の丸跡に開館。ユネスコ記憶遺産に登録された<支倉常長像>など3点を含む「国宝 慶長遣欧使節関係資料」、重要文化財の伊達政宗所用具足・陣羽織、三沢初子所用帯など仙台伊達家からの寄贈資料をはじめ、仙台に関わる歴史・文化・美術工芸資料など約9万点を収蔵。2013年の「若冲が来てくれました∼プライスコレクション」展では初回の開催地となった。

〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内26番地

綴プロジェクトについて