キヤノンは、新人写真家の発掘・育成・支援を目的とした文化支援プロジェクト「写真新世紀」の2016年度(第39回公募)の応募受付を開始します。今年度は多彩な視点を取り入れることを目的に審査員を増員し、さらに開かれたフォトコンテストへと進化しています。
6名の審査員(昨年度の優秀賞選出審査会にて)
昨年度の優秀賞受賞者6名
作品の応募受付を4月20日から6月15日まで行い、7月に開催予定の「優秀賞選出審査会」において優秀賞7名(組)と佳作14名(組)を選出します。その後、11月に開催予定の「グランプリ選出公開審査会」において優秀賞受賞者の中からグランプリ1名(組)を選出します。
グランプリ受賞者には、奨励金100万円と副賞であるキヤノン製品のほか、特典として次年度の受賞作品展における個展開催の権利などを授与します。また、優秀賞と佳作の受賞者には奨励金と今年度の受賞作品展への出展などの権利を授与し、受賞者の今後の創作活動を奨励します。
さらに開かれたフォトコンテストへと進化するために、今年度より審査員を7名へと増員し優秀賞の枠を拡大しています。
「写真新世紀」は、写真表現の可能性に挑戦する新人写真家の発掘・育成・支援を目的に1991年にスタートしたキヤノンが主催する文化支援プロジェクトです。
創設25年を迎えた昨年は、これまでの郵送による応募だけではなく、新たにオンラインによるデジタル作品(静止画・動画)の受付を開始しており、さらに新しい写真表現を追求できる場として進化しています。
キヤノンでは受賞作品展の開催や受賞作品集の制作、ホームページでの情報発信など、受賞者の育成・支援活動を総合的に行うことで、次世代の写真表現を切り開く新しい才能を発掘し、写真界に新風を吹き込む活動を展開しています。これまでの応募者総数は23,978名(組)に上り、国内外で活躍する優秀な写真家を多数輩出するなど、新人写真家の登竜門として認知されています。
応募費用は無料です。郵送費用については応募者負担となります。
作品を提出する前に、「写真新世紀」ホームページから申し込みをする必要があります。
受付期間:2016年4月20日(水)~ 2016年6月8日(水)の23:59まで
グランプリ | 1名(組) |
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優秀賞 | 7名(組) |
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佳 作 | 14名(組) |
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アンナ・ダネマン氏(英フォトグラファーズギャラリーキュレーター)、澤田 知子氏(アーティスト)、さわ ひらき氏(美術家)、清水 穣氏(写真評論家)ほか3名
7月に開催予定の「優秀賞選出審査会」において、全ての応募作品の中から各審査員が優秀賞を1名(組)ずつ計7名(組)、佳作を2名(組)ずつ計14名(組)選出します。グランプリは、11月に東京都写真美術館で開催予定の受賞作品展「写真新世紀東京展2016」の期間中に行われる「グランプリ選出公開審査会」において、優秀賞受賞者7名(組)の中から1名(組)を選出します。
優秀賞、佳作受賞者には7月末日までに事務局より直接連絡します。また、8月5日(金)までに「写真新世紀」ホームページ上でも発表予定です(審査結果に関するお問い合わせには応じられませんのでご了承ください)。
グランプリ受賞作品
『Made of Stone』
*応募作品の形態:映像作品/17分29秒
http://global.canon/ja/newcosmos/gallery/2015/teppei-sako/index.html
グランプリ受賞者 迫 鉄平氏