ネイチャーポジティブをスローガンとした取り組み
「自然共生サイト」認定拠点
各拠点には多様な生きものが育まれている緑地帯があります。環境省による「自然共生サイト」認定拠点をご紹介します。
キヤノン本社(東京都大田区)
「キヤノン 下丸子の森」は、約80種類1,000本近い木々が植えられた本社敷地内の緑地帯です。バードブランチプロジェクトの活動として、敷地内を野鳥が生息しやすい環境に整えたり、月1回の野鳥調査やweb発信などを行っています。これまでにハヤブサやシジュウカラなど43種類の野鳥を確認しています。敷地内では、夏鳥や冬鳥が飛来し、春には幼鳥にも出会います。(2023年認定)
大分キヤノン 大分事業所(大分県)
大分市東部大野川にほど近い丘の上に位置し、周辺には自然があふれています。この豊かな自然を壊すことなく共生していくことを目的に、敷地内社有林を「キヤノンの森」として管理しています。ノスリ、アマツバメ、キビタキ、サンコウチョウなどの野鳥や、大分固有のオオイタサンショウウオのほか、ゲンジボタル、野イチゴやあけびなどたくさんの生命が育まれています。(2024年認定)
キヤノンメディカルシステムズ(栃木県)
2012年から社員や地域の方々と連携した生物多様性保全活動を行い、「いきものと共存した企業つくり」をめざしています。2014年には構内緑地に「キヤノン 大田原の森」と「蝶のビオトープ」を造成しました。この造成された場所では、オオムラサキ、ツマグロキチョウなどレッドデータに登録されている昆虫やハヤブサ、オオタカなどの猛禽類の野鳥などが飛来する多様性に富んだ環境に変化しています。 (2024年認定)