キヤノンがボリュメトリックビデオ技術で協力~アイドルグループ「ばってん少女隊」のパフォーマンス映像 「OiSa Volumetric Video ver.」で日本のポップカルチャーを世界にアピール


2021年3月24日

キヤノンは、大手芸能プロダクション「スターダストプロモーション」に所属し九州を拠点に活動する5人組アイドルグループ「ばってん少女隊」のパフォーマンス映像「OiSa Volumetric Video ver.」の制作にボリュメトリックビデオ技術で協力しました。「OiSa Volumetric Video ver.」は世界に向けて3/24に公開されました。

「OiSa Volumetric Video ver.」は、日本の不思議な世界観が話題を呼び、世界各国から多数のアクセスを集めている「ばってん少女隊」のミュージックビデオ「OiSa」(2020年10月公開)の世界観に、ボリュメトリックビデオ技術を活用し、日本の伝統芸能「能」の舞台である能楽堂の3DCG映像を融合させた映像です。この映像は、コロナ禍においてオンラインでの映像体験が人気を集めている中、ボリュメトリックビデオ技術の活用により、デジタルの世界で表現する新しい日本のポップカルチャーの可能性に挑戦し、世界にアピールするというコンセプトのもとで、制作されました。

キヤノンは、実在する能楽堂をスキャン計測し、空間全体を3Dデータ化した3DCGの制作に加え、「ばってん少女隊」のパフォーマンスを「ボリュメトリックビデオスタジオ-川崎」でボリュメトリックキャプチャし、さらに映像生成までをワンストップで実施しました。また、一般的に傘などの遮蔽物を持ったパフォーマンスはボリュメトリック映像化が難しいとされている中、スタジオ内を囲む100台を超えるカメラによりほぼ死角がなく撮影ができることで、艶やかな和傘を持った5人のメンバーによる8m四方、高さ3.5mの空間を存分に生かしたダイナミックなパフォーマンスの映像化に成功し、映像の「和」のテイストをさらに高めています。これにより、日本の美を堪能できる能楽堂で、あたかもアイドルがダンスパフォーマンスをしているかのような様子を、通常客席からは観られないあらゆる角度から楽しむことができます。

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