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社会貢献

アフリカ地域で展開するMiraishaプログラム

マネジメントアプローチ

「共生」の企業理念のもと、地域コミュニティとの関わりを通じて、各地域が抱える課題の解決に貢献する

なぜ重要か

  • GRI102-11
  • GRI102-15
  • GRI103-1
  • GRI103-2

世界は今、地球温暖化をはじめとする環境問題、自然災害の多発、貧困・格差問題などの社会課題が山積しています。社会の持続的な発展には、国や地域、また政府や企業といったさまざまな垣根を越え、全世界が一致団結してこれらの課題に立ち向かうことが必要です。これらの課題は国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」でも共有されており、解決に向けて果たすべき企業の役割も重要性を増しています。また、企業評価の指標としてESG(環境、社会、企業統治)が注目される中、事業活動における人と社会、特に事業と関わりの深い地域コミュニティへの配慮が強く求められるようになっています。例えば、貧困や教育格差などの課題は、企業が必要とする人材の確保に影響を及ぼすほか、グローバルな市場を縮小させるリスクがあります。キヤノンはこうした認識のもと、事業活動を通じて得られた利益を地域社会に還元し、社会課題解決に貢献することが、操業する地域における自社の信頼性向上のみならず、持続的な発展においても欠かすことができないと考えています。

Our Impact:

キヤノングループの主な社会貢献活動(2017年の活動実績)

2017年のキヤノングループの主な社会貢献活動実績内容と金額

キヤノンのアプローチ

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  • GRI103-2

キヤノンは、創業当初から社会貢献活動を重視する企業文化を醸成してきました。2012年には「キヤノングループ CSR活動方針」を策定し、活動の方向性を明文化しました。キヤノンでは、この方針に基づき、自社の強みである「高度な技術力」「グローバルな事業展開」「専門性のある多様な人材」などグループのリソースを生かし、国内外でそれぞれの地域の特性や課題にあわせた活動を次の6分野を中心に展開しています。

例えば、キヤノンの主要な生産拠点である日本では、近年科学や技術への関心が薄れ、「理科離れ」が問題視されています。同時に、キヤノンが得意とする光学技術を体系的に学ぶ機会も減少してきています。そこで、次世代を担う子どもたちに向け、光学技術をはじめとした科学に関する教育支援を実施しています。

このほかの地域においても、現地の課題に沿った各種活動を展開しています。

重要課題と2017年の総括

  • GRI103-3

人道・災害支援

2017年は、7月に発生した九州北部豪雨など世界各地で発生した大規模な自然災害の被災地に対して、義援金の提供や募金活動を実施しました。支援団体から意見をいただきながら、活動の充実を図っています。

環境保全活動

長期的な視点をもって環境問題に取り組み、2017年も事業を展開する地域で環境保全活動を推進するとともに、プリンターの消耗品のリサイクルなどをテーマとした子どもたちに環境の大切さを伝える教育プログラムなどを提供しました。

社会福祉活動

地域によって異なる社会課題を把握した上ですべての人が幸せに生きる場の実現をめざしています。2017年も世界各地で障がい者のサポートや子どもの健全な成長支援などの活動を継続して実施しました。

地域社会活動

地域社会に根ざした企業市民として、子どもたちの知識や多様な価値観を育む学校建設、異文化交流活動に取り組んでいます。2017年も写真を活用した異文化交流活動の継続など、住民の皆さまと緊密なコミュニケーションに努めました。

教育・学術支援

キヤノンのもつ先端技術を生かして次世代育成支援に取り組んでいます。2017年は日本で2020年から義務化されるプログラミング授業に備えた「ロボットプログラミング体験教室」などさまざまなプログラムを提供しました。

芸術・文化・スポーツ支援

キヤノンは、人々の豊かな心や感性を育み、感動をもたらすイメージングの企業として、映像文化の発展に貢献しています。2017年は日本や欧州で文化財の保護や復元に携わったほか、このほかの活動も継続して実施しました。

キヤノンの社会貢献活動とSDGsとの関連性

キヤノンは、社会貢献活動を通じて、下記のSDGsの目標達成に貢献しています。特に、ゴール4については、上記6分野すべての活動が関わっています。

また、ステークホルダーへの調査では、社会貢献分野については、ゴール3、ゴール4、ゴール5、ゴール11への貢献に対する期待が大きいことが分かりました。

  • 1 貧困をなくそう
  • 2 飢餓をゼロに
  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任 つかう責任
  • 15 陸の豊かさも守ろう
  • 寄付・募金活動
  • 復興支援活動
  • 子どもたちへの環境教育
  • 「写真の力」で行方不明の子どもたちの救出支援
  • タイにおける視覚障がい者への写真教室「Canon Blind Project」
  • イメージングを通じた交流を促す「Canon Image Bridgeプロジェクト」
  • アフリカ地域における技術力向上と雇用創出をめざす「Miraishaプログラム」
  • インドにおける多角的な支援「4Eʼsプロジェクト」
  • 子どもたちへの教育支援
  • 大学への支援
  • 芸術・文化振興への貢献
  • スポーツ振興への貢献