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ネットワークカメラ

セキュリティだけでなく、マネジメントやマーケティングにも活用の場が広がるネットワークカメラ。
高度な画像解析やAIの活用によりさらに新たな価値を生み出すソリューションを提案していきます。

2018/12/27活動紹介

#ネットワークカメラ#産業機器#イメージング技術#社会貢献#AI#IoT#機械工学#電気工学#情報工学#物理学

セキュリティ強化のニーズに応える高解像度のネットワークカメラシステム

キヤノンの事業成長の一翼を担うのが、クラウドサービスや画像解析技術などと組み合わせた「ネットワークカメラシステム」。工場や倉庫、店舗などの監視システムに始まり、人やモノの動きを分析して市場調査や生産性向上に応用するビジネスソリューションまで、幅広い分野での活用が広がっています。

航空機の安全と品質管理を担う株式会社JALエンジニアリングでは、格納庫エリアを中心にキヤノンのネットワークカメラシステムを導入しています。格納庫では、航空機の定例整備に加え、到着後から出発前までの短時間で行う運航整備、また、トラブル発生時の緊急整備などが随時行われています。機体や人、車両がつねに行き交う格納庫内では、従来、60〜70台のカメラによる監視体制をとっていましたが、セキュリティ強化のニーズの高まりから、より精度の高いシステムへの刷新を決定されました。同社の導入責任者である三澤 弘さんは、セキュリティシステムに求めた条件をこう語ります。

「さらなる高いレベルでの安全管理体制を確立するために、鮮明でクリアな映像の実現は、私たちが最も重視した条件です。しかし、格納庫は配線の都合上、カメラを設置できる場所が限られます。広い格納庫をくまなく網羅するには、ズームやレンズの向きを自由自在に変えることができ、夜間も鮮明に映し出す高度なカメラ性能が不可欠でした。とりわけ私たちが感動したのは、20倍の光学ズームで寄ると顔が認識できるほど画像が鮮明なこと。さらに、暗闇の中でもくっきりと映し出し、超広角のカメラは狭いスペースでも広く撮影できるなど、カメラメーカーの強みを感じました」

キヤノンが培ってきたレンズ技術、ビデオ技術の集積により、高精細、高解像度を維持しながら、画角の広さを確保。さらに、昼夜問わずに最適な撮影を可能にする機能も搭載し、すみずみまできれいな映像を実現しました。

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株式会社JALエンジニアリング 羽田航空機整備センター
三澤 弘さん

ITとの融合、現場に応じた提案力で最適なソリューションを導き出す

導入段階では、キヤノン側の担当者、エンジニアからなる「キヤノンチーム」を結成し、現場の検証とミーティングを重ねました。

「私たちが重点的に監視を強化したい場所や目的を伝え、キヤノンチームが計画に落とし込んでいきました。カメラ設置が難しかったり、配線が届かないゾーンもあるのですが、エンジニアから次々と解決策が示され、128台のカメラによる網の目のようなネットワークが張り巡らされました。まさに私たちとキヤノンの共同作業でつくり上げたセキュリティシステムだと誇りに思っています」

そして、進歩したのが大容量データ管理システムだと付け加えます。

「最新のデータ圧縮技術のおかげで、長期間にわたる映像の保存が可能になりました。過去を遡って時系列で検証することで、トラブル発生時の問題点の追求が徹底できるようになったのです」

キヤノンは、高画質と高圧縮率が両立する映像圧縮方式に対応し、高画質配信時にもネットワークの負荷を抑えた監視システムを可能にしました。高圧縮によるハードディスクドライブ容量の削減、長時間録画が可能になり、多台数カメラ映像の大容量保存に効果を発揮しています。

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スピーディーな整備を可能に

現場の課題を乗り越え業務改善を実現。広がるネットワークカメラの可能性

完成したシステムが始動すると、「現場にも良い変化が表れた」と三澤さんは話します。

「航空機が遅れるときは、機側と何度も連絡を取り合っても、現場で待機するロスが生じていました。導入後は、モニターで航空機の入庫・出庫がリアルタイムで確認できるようになり、作業進捗もカメラで目視できるようになりました」

整備の現場においては、限られた時間で正確かつ万全に作業を終了させることが最大のミッションです。

「私たちJALエンジニアリングはイレギュラー運航ゼロ、運航中の機材故障ゼロをめざし、定時出発率を100%にする『ゼロゼロ 100』を合言葉にしています。システム一新により、セキュリティと生産性向上の両面で進化できたと感じています」

航空機整備の現場を見守り、業務改善をもたらしたキヤノンのネットワークカメラシステム。最先端のテクノロジーの力で、これからもあらゆる領域で安心安全に貢献していきます。

キヤノングループによる先進技術の融合でつくる「安心・安全」

キヤノンはネットワークカメラ事業の強化・拡大戦略の一環として、監視カメラとビデオ管理ソフトウエア分野でそれぞれ世界大手のアクシスコミュニケーションズ(スウェーデン)とマイルストーンシステムズ(デンマーク)をキヤノングループに迎え入れました。アクシスは、幅広いラインアップのネットワークカメラをそろえ、世界のセキュリティカメラ市場をリードしています。アクシスのネットワーク技術と、キヤノンの持つ光学技術やイメージング技術を融合させ、高解像度監視を可能にする「AXIS Q1659」の発売を開始しました。

また、マイルストーンのビデオマネジメント技術とキヤノンの映像解析技術を組み合わせて、映像データをさまざまな用途に活用するソリューションが生まれています。例えば、マイルストーンのビデオマネージメントソフトウエアと、人数をカウントするキヤノンの映像解析ソフトウエアを連携させた「People Counter」を開発。先進技術の融合で、高性能化するネットワークカメラソリューションは、さらにAIを活用し、映像から新たな情報・価値を生み出すIoTテクノロジーへと進化していきます。

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AXIS Q1659

広域から望遠まで、約2000万画素・8フレーム/秒のカラー撮影による高解像度監視が可能

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