テクノロジー

オフィス向け複合機の機能拡張オフィス向け複合機の機能拡張

グローバル体制で進める機能拡張とスマートオフィスへの変革

クラウドで機能拡張する複合機

複合機は、ビッグデータを活用するスマートオフィスの要へ。
IT環境の進化に合わせ、ワークスタイルの変革、多種多様な働き方を後押ししていきます。

2019/5/10

#社会貢献#IoT#機械工学#電気工学#情報工学#物理学#化学

ビッグデータを活用してスマートオフィスの要へ

IoTの普及など日々変化を遂げるIT環境に対応し、業務効率化や新たなサービスの提供に向けて、多くの企業がクラウド・コンピューティング(以下、クラウド)やビッグデータを活用し、自社のサービスや製品に積極的に採り入れ、スマートオフィス化を進めるようになってきました。
このような環境の変化にいち早く対応し、キヤノンのオフィス向け複合機は、全世界100以上の国と地域で100万台以上がクラウドに接続し、コピーやスキャニングを行う複合機であると同時に、その稼働情報データは、インターネットを介してクラウド上に安全な環境で収集・蓄積されるなど、さまざまなデータをグローバルで展開する機能を持ち始めています。
複合機を通して世界中から集まるビッグデータは、複合機の消耗品の交換時期や不具合などを事前に分析して対応することを可能にし、複合機のダウンタイム(障害が発生して使用できない時間)を大幅に削減しています。

複合機の進化を支えるグローバルな研究開発体制

オフィス向け複合機は、書類をスキャンして直接クラウドにアップロードし、一括して管理する、文書管理業務の効率化にも貢献しています。複合機のスキャナーは、高画質化に対応するためのノイズ低減、そして、画像を劣化させずにファイルサイズを圧縮するなど、画像をできる限りオリジナルに近い状態でデジタル化し、クラウドに効率的に送信・保存する技術が求められます。
また、セキュリティの強化も重要なポイントです。特に、ネットワークを通じた外部との接続により、複合機がサイバー攻撃のターゲットになる可能性も高まります。そこで、複合機と外部との通信は業界標準の最新の暗号方式を採用する一方、複合機内のソフトウエア(ファームウエア)には改ざんの有無を検知する技術を採用するなど、多重的な防護の仕組みを取り入れています。
このような複合機の進化を支えているのが、キヤノンのグローバルな開発体制です。たとえば、OCR (光学的文字認識)の開発では、ベルギーに拠点を置くグループ会社I.R.I.S.(アイリス)と連携し、スキャンした書類の検索を可能にしています。
また、クラウドと連携し、スムーズな情報共有や業務効率の向上を可能にするなど、さまざまな機能が拡張できる複合機向けソフトウエア「uniFLOW Online(ユニフロー オンライン)」の開発は、ドイツにあるグループ会社のNT-ware(エヌティ ウエア)と進めています。こうした海外のグループ企業との連携が開発のスピードを高め、キヤノンに新たな視点をもたらしています。

働き方改革とデータが創る未来

オフィス向け複合機を介したクラウドの活用は、働き方改革を推進する上でも力を発揮します。少子高齢化に伴う人口の減少に直面している日本では、育児や介護と両立して働ける環境の整備やホワイトカラーの生産性の向上が強く求められています。そこで、オフィスの中だけでなく、自宅や外出先からでも利用できるクラウドの活用は、育児や介護との両立に有効な在宅勤務や外出時、出張先での普段どおりの勤務を可能にし、生産性向上にも貢献します。
また、複合機の使用状況などのデータにより、消耗品が切れる前に自動的な配送・在庫補充を可能にするとともに、使用状況の解析結果から適切な時期にメンテナンスが実施されることで、複合機のダウンタイムを大幅に削減しています。
このように、インターネットでグローバルにつながるキヤノンの複合機からリアルタイムで集まる膨大なデータの分析・解析を行うことで、IT環境の進化に伴うワークスタイルの変革や多種多様な働き方に対応する製品・サービスを提供していきます。
キヤノンの複合機が培ってきたスタートボタン一つで簡単に操作できるという「グリーンボタン」の文化には、新しいワークスタイルや新しいビジネスの可能性が秘められているのです。

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世界中の複合機からリアルタイムにデータを収集

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複合機のオペレーション画面から直接クラウドへアクセス

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