世界で親しまれ尊敬される、真のエクセレントカンパニーをめざして。キヤノンが大きな変革と成果を追求する中長期経営計画「グローバル優良企業グループ構想」は、1996年にスタートしました。
2021年からは、フェーズVIをスタート。「生産性向上と新事業創出によるポートフォリオの転換を促進する」を基本方針にさまざまな活動を推進しています。
「全体最適」と「利益優先」への意識改革を図り、キャッシュフロー経営を徹底。事業の選択と集中、生産革新や開発革新など、数々の経営革新を始めました。
「全主力事業世界No.1」を掲げて、製品のデジタル化を一気に推進し、競争力強化に努めながら、全世界のグループ会社の体質改善を進めました。
現行事業の強化、新規事業拡大など、新たな成長への戦略を進める一方で、サプライチェーンマネジメントの徹底やIT革新を実行しました。
規模の拡大を追求する経営方針の転換を図り、財務体質を強化するとともに、M&Aも実施しながら、新たな成長エンジンとなる事業基盤の再構築を進めました。
新たな成長に向けて4つの新規事業(メディカル、ネットワークカメラ、商業印刷、産業機器)の拡充に挑み、「戦略的大転換」の第一段階となる事業ポートフォリオの入れ替えを完了しました。