ネットワークカメラが実現する社会
広大なエコパを、誰にとっても快適で安心な空間に
年間130万人が訪れる総合運動公園を見守るネットワークカメラ
「健康とスポーツと自然」をテーマに、誰もが親しめる空間として生まれた静岡県の小笠山総合運動公園、エコパ。サッカーやラグビーの国際試合、コンサートなどが開かれる県最大の競技場「エコパスタジアム」を有し、3,000台を収容できる駐車場のほか、アリーナ、多目的運動場、グラウンドや散策道などもあり、地域住民の健康促進の場にもなっています。
年末年始を除いて毎日開放され、多い時には年間130万人が訪れるこの公園が力を入れているのは、誰もが快適に、安心して利用できる空間づくり。その一翼を担うのが、キヤノンのネットワークカメラシステムです。東京ドーム約60個分という広大な敷地に設置された102台のカメラと映像管理ソフトウエア「XProtect」が利用者の安全を見守っています。
見たい場所はすぐに確認。雨天でも見やすい映像
ネットワークカメラシステム導入前、エコパでは、異変をいち早く察知するために、警備員が時間をかけて広大な敷地を巡回していました。また、イベント開催時には駐車場や多数の出入口の混雑状況を把握するために、たくさんの人手が必要でした。
導入後は映像で状況を確認して見回りが必要な現場を決められるようになり、巡回時間は大幅に短縮されました。また、イベント開催時には人や車の流れをモニターで把握し、警備員に共有。迅速に適切な誘導を行うことができ、混雑を最小限にとどめられるようになりました。
カメラは、キヤノン独自の親水コーティング技術により雨水が水滴として付着せず、汚れも流してくれるため、スタジアムの外、駐車場、歩道橋など吹きさらしの屋外でも、映像の見えやすさを維持します。さらに、「XProtect」によって、中央監視室だけでなく、警備員室や管理事務所でも、かんたんな操作ですべてのカメラの画角変更や映像の切り替えができ、関係者がすぐに映像を確認できるようになりました。イベント開催時の人の流れや動向をチェックできるため、出店やイベントブースの配置など、より効果的なスタジアム活用方法の提案が可能に。大規模な施設の課題に的確に対応し、施設を利用する側にも、管理する側にも快適で安心・安全な空間を提供しています。
キヤノンは、さらに技術を進化させ、あらゆるお客さまに最適なソリューションを提案していきます。