メディカルが実現する社会
診断・治療を
できるだけ早く、どこででも

CT検査の需要が急増
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的パンデミックの発生により、胸部を調べるCT画像診断の需要が急増しています。CT検査はがんの検査や救急の診断などにも使われますが、感染者や感染の疑いのある患者さんを検査するたびに装置や室内を清掃する必要があり、一日の検査数が減って検査待ちの患者さんが増え続けています。こうした状況を少しでも改善するため、キヤノンが提案したのは移動式コンテナCTでした。
高画質の検査をコンテナ内で

駐車場と電源さえあれば、新たな建設工事や病院設備の再配置もいらないオールインワンの移動式コンテナCT。欧州では、パンデミックの発生からすでに15台以上が配置されたほか、車両の大きさ制限が多い日本でも2021年から導入が始まっています。
低線量で高画質の画像診断ができるハイスペックのCT装置を搭載。病院内並みの換気や空調、データ環境を完備しました。医療スタッフと患者さんは別の空間で動ける工夫も施されています。
コンテナの移動により、CT画像がどこでも入手可能になるため、今後、感染症と日常の診療の両立のみならず、遠隔医療の進展にも大いに貢献することが期待されています。なによりも患者さん、そして医療従事者のために。キヤノンは医療現場に寄り添い、技術やソリューションを通じて新しい価値を提供しています。
メディカルが実現する社会

キヤノンメディカルシステムズが慶應義塾大学病院と共同で開発した立位CT。立っている時だけ現れ、原因がわからなかった痛みの診断や検査時間の短縮などに大きな期待が寄せられています。
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少ないX線でも微細な部分まで鮮明な映像が得られ、次世代CTとして注目されるフォトンカウンティングCT。キヤノンは世界の医療機関とともに検証を進めています。
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日本最多の病床数を誇る藤田医科大学病院などとの共同開発で、超解像画像再構成技術を実用化。心臓CT検査の新たな可能性を切り拓いています。
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低線量で高画質の画像診断ができるハイスペックのCT装置を搭載した、移動式コンテナCTが世界中で活躍しています。
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新病院へ衣替えしたさいたま市立病院で、キヤノンの2台のMRIが、開放的な検査空間と圧倒的な静音化、高精細な画像により、患者さんの負担を大きく減らしています。
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国立がん研究センター中央病院では、被ばくがない超音波診断装置が、がんの早期発見と治療精度の向上に貢献しています。
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