仕事と人
知財部門の仕事
キヤノン知財のメンバーは、
専門性を高めながら、仲間とともに
未来を創っています。
ここでは、
特許関連の業務について紹介します。
人財育成
トップレベルの知財人財を
育成・輩出しているキヤノン知財。
育成に関する基本的な考え方を紹介します。
世界の知財拠点
世界の各拠点で活動を展開するキヤノン知財。
グローバルな舞台で活躍する仲間とその活動を、
現地から紹介します。
「世界で戦うグローバル知財体制」
キヤノン株式会社
知的財産法務本部 副本部長
(2023年4月1日現在)
キヤノンのグローバル知財体制の特長は、アメリカ、イギリス、中国、シンガポール、オーストラリアにある地域統括販売会社に知財部を置き、現地メンバーとキヤノン株式会社からの駐在員が一体となってグローバルな知財活動を展開している点にあります。キヤノングループで創出された発明の特許出願・権利化を効果的に行うことで、8万件超の強力な特許ポートフォリオの構築を支えています。また、現地の知財部とその国・地域の市場情報や知的財産制度の最新情報などを交換することで、キヤノングループが保有する特許の有効活用を進めています。
とりわけ、アメリカ、イギリス、中国に置かれた知財部は、規模が大きく、担当する地域において、特許出願・権利化、発明発掘、第三者特許クリアランス、知財契約、知財訴訟、模倣品対策、ブランドマネジメント、さらには各国・地域の政府関係機関に対するロビー活動など、知財管理の仕事全般を担っています。こうして、世界中で日々起こるさまざまな知財課題に対して、キヤノングループ全体の利益を考えながら、スピーディーかつタイムリーに解決しています。
また、さまざまな経験を積んだ駐在員を各海外拠点に配置してキヤノン知財のDNA浸透を図るとともに、海外拠点の現地メンバーを日本に招いてOJTを受ける仕組みを導入し、知財メンバー同士のコミュニケーションを活発に、また深いものにしてきました。こうして、キヤノングループにおける知財全体としての考え方を統一し、世界中のあらゆる競合会社に対して、いかなる地域でも負けることのないグローバル知財体制を実現しています。