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米国への新たな模倣品輸入手段の停止に成功

昨今、Eコマースを中心に、中国に拠点を有する販売業者が米国内に向けて模倣品を販売しているケースが多く見受けられます。キヤノンUSAは、調査の結果、これら販売業者がキヤノンのカメラ用バッテリーの模倣品を米国の消費者に直接発送するのではなく、受注から発注まで全ての業務を請け負うフルフィルメント業者が米国内にもつ物流倉庫に大量の模倣品を一旦保管し、同倉庫経由で消費者に発送する手段を利用していることを発見しました。この新しい手段は、中国から模倣品を消費者に間接的かつ迅速に出荷できるだけでなく、権利者が模倣品の物流を追跡し差し止めることを困難にしています。
今般、キヤノンUSAは中国系大手フルフィルメント業者との交渉の末、中国に拠点を置く販売業者がキヤノンの模倣品バッテリーの保管に同社の米国の倉庫/フルフィルメントサービスを利用できなくする措置を講ずることについて、合意にいたりました。

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