- プラスチック製ミラー(あるいは長方形の手鏡)
- 工作用紙(または厚紙)
- 折り紙や包装紙など(細かいパターンのくり返し模様のもの)
- のり
- 接着ざい
- セロハンテープ
- おもちゃ消しゴムなど
光でてじな
プラスチック製ミラーを使って、空中に浮ぶオブジェを作ってみましょう。
ここでは、例として7×5cmの鏡を使うことにします。プラスチック製ミラーの場合は、のこぎりで切って大きさを調節することもできます(このときは、大人の方に手伝っていただきましょう)。
設計図をプリントして、作ってみよう。
ダウンロードした設計図を、コピー機を使い鏡の大きさに合わせましょう。
【設計図】をダウンロードしてプリントアウトします。設計図は鏡の大きさが7×5cmのものですが、比率が同じならもっと大きいものも作れますので、コピー機で鏡の大きさに合わせて縮小拡大してください。
工作用紙にはり付けてから、外側を切ります。
うかばせるオモチャ消しゴムを2つに切り、鏡のまん中にはりつけておきます。
おもちゃ消しゴムをまん中(左右対称になる面)で2つに切り、片方を鏡のまん中に、接着ざいや両面テープではりつけます。
カッターなどを使うとき、手を切らないように注意しましょう。
箱のふた(上の面)部分に、コインを入れる切り込みをつくると、入れたお金が消える貯金箱になります。
鏡には箱の中の模様と、おもちゃ消しゴムの半分が映っています。目で直接見える部分とは簡単に見分けがつかないため、そこに鏡があるとは気づきにくいのです。すると、半分ではなく丸ごと1個のおもちゃ消しゴムが、空中に浮かんでいるように見えるのです。
山村 紳一郎(やまむら しんいちろう)先生
さまざまな雑誌や書籍、イベントで自然科学の最先端情報から科学の楽しみ方・遊び方を、紹介・提案し続けるサイエンスライター。
和光大学非常勤講師。成蹊学園サステナビリティ教育研究センター客員フェロー。
光でてじな
レンズとミラーを作ってみよう
カメラを作ってみよう
望遠鏡を作ってみよう
色で遊んでみよう
太陽光を利用しよう