- スプーン
- 食事ナイフ
- お玉など
レンズとミラーを作ってみよう
スプーンやナイフなど、身近な道具を使って反射のしくみについて考えます。
ナイフに映って見える目はどのように変化する…?
ナイフをまっすぐ立てて手に持ち、横腹が垂直になるように目の前にかざします。
自分の目が映って見えると思います。このとき、ナイフを目に近づけたり遠ざけたりすると、映っているあなたの目はどのように変化するでしょうか。映って見えるはんいにも注意して観察しましょう。
ナイフでケガをしないように注意しましょう。
スプーンでは…?
お玉では…?
同じようにお玉でも試し、どのようなちがいがあったか、まとめてみましょう。
ナイフは平面鏡、スプーンやお玉の裏はとつ面鏡、表はおう面鏡としてはたらきます。そして、とつ面鏡はおうレンズと、また、おう面鏡はとつレンズと同じような性質があるため、とつ面鏡では光が広がって広い範囲(はんい)が見え、とつレンズではものが大きく見えたり、像ができるので上下が逆さまに見えたりするのです。
山村 紳一郎(やまむら しんいちろう)先生
さまざまな雑誌や書籍、イベントで自然科学の最先端情報から科学の楽しみ方・遊び方を、紹介・提案し続けるサイエンスライター。
和光大学非常勤講師。成蹊学園サステナビリティ教育研究センター客員フェロー。
スプーンやお玉などの表(へこんでいる方)では、目に近いところから遠ざけていくと、とつぜん、見え方が変わるのがわかると思います。いろいろな種類のスプーンやお玉で、その時の距離(きょり)がどのようにちがうかを調べてみましょう。
光でてじな
レンズとミラーを作ってみよう
カメラを作ってみよう
望遠鏡を作ってみよう
色で遊んでみよう
太陽光を利用しよう