光を体験しよう 〜光のじっけん室〜

光の分解じっけん

かんたん分光器を作ろう(分光シート編)

片方のキャップにはスリットを、もう片方には分光シートをはった観察窓をあけます。
むずかしさレベル 2

光を分解して観察する装置を作ります。
電灯や蛍光(けいこう)灯、ナトリウムランプなどの光を観察することで、光るしくみのちがいを調べることができます。

準備するもの

  • ラップの芯(しん)などの紙の筒(つつ)
  • 黒紙
  • 分光シート(大型文具店またはホームセンターなどにあります)
  • セロハンテープ
  • カッター
  • 定規など

カッターを使う時には、ケガをしないように、十分に注意しましょう。

組み立てよう!

step1 すすめ方
ラップの芯など筒(つつ)の両はしに黒紙でフタを作ります。

ラップの芯など筒(つつ)の両はしに黒紙でフタを作ります。

  1. ラップの芯(しん)などの紙の筒(つつ)の両はしに、黒紙でフタをする。
    ※ 2、step2の作業を先にしてからフタをしてもよいかもしれません。
  2. 片方のフタには幅0.5mm、長さ5mmほどの穴(スリット)をカッターで作る。

カッターやはさみの取あつかいには、じゅうぶん注意しましょう。

step2 すすめ方
片方のキャップにはスリットを、もう片方には分光シートをはった観察窓をあけます。

片方のキャップにはスリットを、もう片方には分光シートをはった観察窓をあけます。

もう一方のフタには直径1cmほどの穴をあけ、分光シートを貼付ける。

観察してみよう!

スリット側を観察する青空、蛍光(けいこう)灯、白熱電球、水銀灯などに向け、分光シートの側から、発生する虹(スペクトル)の様子を観察してみましょう。

この分光器で太陽の光を直接観察してはいけません。太陽の光はとても強いので、目を痛める可能性があります。太陽光のスペクトルを見る場合には、太陽とはなれた青空を見ると良いでしょう。

分光シートの側からのぞくと、美しいRGBが観察できます。これは太陽光のRGBです。蛍光(けいこう)灯をみると、どうなるでしょう?

分光シートの側からのぞくと、美しいRGBが観察できます。これは太陽光のRGBです。蛍光(けいこう)灯をみると、どうなるでしょう?

もっとしろう!

白色光(懐中(かいちゅう)電灯など)にセロハンで色をつけて、この分光器で観察すると、光に色がつく原理が体感できます。

まとめてみよう!

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