- 透明な板(アクリル板、ガラス板)※CDやDVDの空いたケースを利用すると便利です。
- きりふき
- 5円玉
- スポイト
- ティッシュペーパー
レンズとミラーを作ってみよう
雨上がりに庭や公園の植物をよく見ると水滴が丸くなってついています。
それをもっとよく見てみると遠くの家や木などが逆さまに見えたりします。これは水がレンズの役割をしているからです。
この水レンズを作って、いろいろなものを見てみましょう。
水滴がのったアクリル板で、遠くにあるものを見てみましょう。次に、近くにあるものを見てみましょう。また、大きな水滴と小さな水滴では見え方に違いがあるかもためしてみましょう。
スポイトに水を入れ、アクリル板の上の5円玉のまん中の穴に水滴を一滴落とします。これで凸レンズができます。新聞や広告の小さな文字に近づけてみてみましょう。文字はどう見えるかな?
穴の水を、ティッシュで少し吸いとると、今度は凹レンズができます。凹レンズだと、どう見えるかな?
ものはレンズを通してどのように見えるのでしょうか?
図のようにレンズには焦点があります。焦点とは、虫メガネで太陽の光を集めて黒い紙を燃やす時、太陽の光が集まるところです。
図の花に当たった光は、赤線のようにレンズを通っていきます。
花が焦点より遠い所にあると、花の像は上下左右逆になり、さらに焦点距離の2倍より遠くなると、どんどん小さくなります。花が焦点より内側にあると、花が拡大されたように見えるように像ができます。
レンズについて詳しくは、
山村 紳一郎(やまむら しんいちろう)先生
さまざまな雑誌や書籍、イベントで自然科学の最先端情報から科学の楽しみ方・遊び方を、紹介・提案し続けるサイエンスライター。
和光大学非常勤講師。成蹊学園サステナビリティ教育研究センター客員フェロー。
葉っぱに水滴をつけて水レンズを作ってみましょう。
水レンズのできる葉っぱとできない葉っぱがあります。
どういう葉っぱだとうまくいきますか?
50円玉と5円玉では穴の大きさが違います。見え方には違いがあるのでしょうか?
水に砂糖や塩を入れてレンズを作ったらまた違うのでしょうか?
いろいろとためして、違いを見てみよう!
水レンズの実験でわかったことを、順序よく実験ノートにまとめよう。
光でてじな
レンズとミラーを作ってみよう
カメラを作ってみよう
望遠鏡を作ってみよう
色で遊んでみよう
太陽光を利用しよう