光を体験しよう 〜光のじっけん室〜

色で遊んでみよう

RGBを合成して遊ぼう

RGBそれぞれの懐中(かいちゅう)電灯で光を集めて、観察しましょう。
むずかしさレベル 1

光の三原色の合成をためす実験です。製作したRGB懐中(かいちゅう)電灯は、さまざまな実験に応用することができます。

準備するもの

  • 懐中(かいちゅう)電灯3本
  • 黒紙
  • 赤、緑、青の3色のセロハン
  • セロハンテープ
  • はさみ
  • 白いスクリーン(または白い壁(かべ))
  • (場合によっては)黒のスプレー

はさみを使う時には、ケガをしないように、十分に注意しましょう。

組み立てよう!

step1 すすめ方
懐中(かいちゅう)電灯の反射鏡は観察のじゃまになるので外します。

懐中(かいちゅう)電灯の反射鏡は観察のじゃまになるので外します。

  1. 懐中(かいちゅう)電灯の先の反射鏡が光の濃淡(のうたん)を作ってじゃまになるので、3本の懐中(かいちゅう)電灯の先をねじって外し、反射鏡を取り外す。
  2. 反射鏡がなくても点灯する懐中(かいちゅう)電灯はそのまま。
  3. 反射鏡がないと点灯しない懐中(かいちゅう)電灯は、反射鏡の内側をスプレーなどで黒くぬる(豆球の周囲や金属部品と接触(せっしょく)する部分は電気の通り道なのでぬらないように注意しましょう)。
  4. 懐中(かいちゅう)電灯を元通りに組み立て直し、点灯するかを確認しておく(点灯しない場合、豆球や金属部品の接触(せっしょく)の不良が考えられるので、確認してみましょう)。
step2 すすめ方
懐中(かいちゅう)電灯の径に合わせて黒紙で筒(つつ)を作ります。

懐中(かいちゅう)電灯の径に合わせて黒紙で筒(つつ)を作ります。

懐中(かいちゅう)電灯の径に合わせて黒紙で筒(つつ)を作り、懐中(かいちゅう)電灯の先にかぶせます。

step3 すすめ方
筒(つつ)の先に色セロハンをかぶせてセロハンテープで固定します。赤セロハンは2枚かぶせます。

筒(つつ)の先に色セロハンをかぶせてセロハンテープで固定します。赤セロハンは2枚かぶせます。

筒(つつ)の位置を動かして光の広がり具合を調整します。

筒(つつ)の位置を動かして光の広がり具合を調整します。

筒(つつ)の先に、赤、緑、青の3色のセロハンをかぶせ、テープでとめる。このとき、赤はやや透過率(とうかりつ)が高い傾向(けいこう)があるので、2枚かぶせます。

観察してみよう!

  1. 部屋を暗くしてから懐中(かいちゅう)電灯のスイッチを入れ、スクリーンに向けてみましょう。それぞれRGBの円ができます。
  2. 円を互いに重ね合わせることで、いろいろな色が見られます。また3本を1か所に投えいして、白っぽい光になることも確認してみましょう。
    光の広がり具合の調節は、懐中(かいちゅう)電灯の筒(つつ)の調整と、スクリーンへの距離(きょり)で行うことができます。
    いろいろな色ができることをためしてみましょう。
RGBそれぞれの懐中(かいちゅう)電灯で光を集めて、観察しましょう。

RGBそれぞれの懐中(かいちゅう)電灯で光を集めて、観察しましょう。

もっとしろう!

RGB懐中(かいちゅう)電灯を複数セット用意すると、色の組み合わせや比率をさまざまに変化させることができ、さまざまな色が観察できます。

カッターやはさみの取りあつかいには、じゅうぶん注意して下さい。

まとめてみよう!

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