ガリレオ・ガリレイ(1564-1642)は、天文学者としてよりも、「物体の落下」や「ふりこの運動」について考えた物理学者として有名です。
ガリレオが生まれたイタリアのピサの街には、『ピサの斜塔(しゃとう)』という建物があって、世界遺産になっています。
ガリレオは、この建物のてっぺんから鉄の玉と木の玉を同時に落として、同時に着地するのをたしかめたといわれています。
また、ピサには、『ドゥオーモ』という大聖堂があって、これも世界遺産になっています。
ガリレオは、ここのシャンデリアがゆれるのを見て、「ふりこは大きくゆれているときも小さくゆれているときも往復にかかる時間は同じ」という『ふりこの等時性(とうじせい)の法則』を発見したといわれています。